Au Pair in Australiaオーストラリアオペア体験談♪


 

Au Pair in Australia Aiko オーストラリアオペア体験談♪

2014年4月よりオーストラリアのシドニーにてオーペアをしています。現在オーペア生活 11ヶ月目です。

▲到着した日は3歳になったDaphneのBirthday Partyでした。
10年前、学生時代に短期留学で初めて訪れた海外がオーストラリアでした。当時ホームステイしていた家庭がとてもよかったのと大学で英語を専攻していたのもあり、ゆくゆくは留学資金を貯めて学生ビザでホームステイしながらオーストラリアに留学したい!と考えていました。なかなか留学資金が貯まらないというのもあり、時間が経つにつれ気持ちも離れていきつつありました。でも心のどこかで一度は大好きなオーストラリアに長期間住んでみたいという思いもあったので、別の方法に目を向けてみることにしました。そこでワーキングホリデーでの渡航を考えはじめ、情報を集めるうちにオーペアにたどり着きました。

そもそもオーペアを知ったきっかけは友人がオーペアとして働いていた、家庭でオーペアを雇っていた友人がいたからです。話を聞いていた当時は自分がオーペアとして働くとは思ってもいませんでした。
私は年齢制限ぎりぎりの30歳でワーキングホリデービザの申請をして、31歳の誕生日を迎えてから渡航しました。大学時代に教職を取りましたが卒業後は一般企業に就職したため、保育経験はありませんでした。そのため渡航前は転職して1年間地元の学童保育クラブで働きました。

マッチングに至るまで、最初は現地のエージェントに登録してファミリーを探す予定でしたがなかなか登録書類が揃わなかったのもあり、仕事を辞めてこちらに来てから探そうと思っていました。そこでタイミングよく今のファミリーが日本人オーペアを探しているのでコンタクトをとってみてはどうかと横山さんからご連絡いただき、ファミリーとのやり取りを経て決まりました。

ホストファミリーは両親ともにアメリカ人で、子供は長男のHenry(13歳)とPortia(9歳)、Scarlett(8歳)、Dephne(3歳)の女の子3人の6人家族です。     (2015年3月時点)


初めのころはうまくいかずに苦労しました。ファミリーに言われたことが聞き取れない。3歳の子が警戒して懐かない。私を見ただけで泣かれたり「あっち行って!」と言われる事も多々ありました。しばらくは子供がかわいいと思えず(自分は本当は子供が好きじゃないんじゃないか…)と悩んだ時期もありました。また二人目の日本人オーペアという事にも難しさやプレッシャーを感じていました。
こちらに来てまもなく子供つながりのオーペア友達ができました。同じ日本人オーペアで悩みを相談したりしていました。
半年ほど経ち仕事にも慣れ、家の中でのファミリーとの距離感もつかめるようになったと思います。3歳の子とも仲良くなることができて最初のころに苦労した分、とてもうれしく感じます。海外ならではの盛大なハロウィーンやクリスマスパーティーもファミリーと一緒に楽しみました。




【これからオーペアをしようと思っている方へ】
言葉はもちろんのこと文化もまったく違う家庭の中に飛び込み一緒に生活することは勇気のいることです。お金を払ってホームステイするのとは全く違います。住み込みのオーペアは仕事場と家が同じでオンとオフの気持ちの切り替えも難しいですし、一つ屋根の下で生活することは時に窮屈に感じることもあります。

私はオーペアに興味を持ってからいざ踏み出すまでとても時間がかかりました。少しでも不安を解消しようと準備に時間をかけました。オーペアについて一人でも多くの人に話を聞くことや保育経験を積む事など、日本でできる事をしてきたことが今につながっています。またこのオーペア生活はたくさんの人に支えられているからこそ続けられています。

オーペアは貴重な経験がたくさんできます。ファミリーを通して異文化を体験でき、子供の成長を身近で見守ることができます。このオーペアの生活を選んで本当によかったと思っています。帰国前は都市を移動して昔ホームステイでお世話になったホストマザーに会う予定です。

ファミリーと一緒に過ごせるのもあと残りわずか。日本の文化に興味を持ってくれているので、感謝の気持ちを込めて自分にできることをしていきたいです。