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◆2019年GW 幸福度ランキング1位 ムーミンの国フィンランドの幼児教育を学ぶツアー10◆ 2019年5月2日木曜日 森の保育園訪問
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ホテルのロビーに朝8時20分集合して、今日はバスで約30分、タンペレの隣町ピルッカラ市にある公立の保育園へ。今回は園内の野外体験教育を行うグループを訪問して園児たちと一緒に森に行き、活動を観察したり実際に野外体験を味わいました。開園時間は、朝6時15分から17時。フィンランドの保育園ではこのような野外体験教育を行うグループが多くあります。
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◆参加者のレポートはこちら
午前中は、野外体験教育を行う森の保育園を訪問しました。訪問したグループは3歳から6歳までの子どもが対象で、2名の先生が担当しているので最大14人まで在籍可能です。兄弟でこのグループを希望する園児も多く、週3~4日は午前中に森の中でさまざまな野外活動をして過ごします。年2回は宿泊保育があり、サウナに入ってその後、湖に飛び込んだり、バーベキューをしたりと長時間掛けて野外活動を楽しむそうです。
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外に出る時間になると、防寒防水防汚の衣類を身に着けて園の裏にある森に出掛けます。森の中にある拠点のテントで必要用具を取り、いざ出発。子どもたちは枝や葉っぱで不安定な森の道を慣れた様子で進んでいきます。自然保護区域の森で人が手を加えてはいけないため、太い木が倒れていたり、頭上を蔦が横切っていたり、橋のない小川が流れていたりして、まさに天然アスレチックでした。アドベンチャー教育や自然ガイドなどの資格を持った先生が担当しているので、森の中での行動や初めて目にする植物の情報などを適宜教えてくれます。先生が安全と判断した真っすぐの坂道では、「走っていいよ」の合図で一斉に駆け出します。私の中では、「滑るから走ってはいけない」と言いそうなイメージだったので衝撃を受けました。走り切った時の子どもたちの輝いた笑顔は脳裏に焼き付いています。
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森の中のその日の活動場所に着くと、子どもたちは周りに落ちている木の棒や葉っぱなど自然の万物を大いに使って自然と遊び始めます。丸太に座ってブランコに見立てる子、平均台のようにして丸太の上を歩く子、腐った幹を枝で削ってお料理を始める子など、その場のものを使って想像力豊かに遊んでいる様子は本当に生き生きとしていました。
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森の中での休憩時間は、先生が背負ってきたリュックの中からアウトドア用品を取り出し、湯を沸かし、水分補給。(※アウトドア製品はスウェーデン製を使う人が多い。)
一緒にビスケットを食べたら、30分かけて園に帰ります。子どもたちは疲れを見せるどころかとても満足な表情でした。
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その後は、昼食をとりお昼寝、その後は園の中で過ごします。十分に体を動かしながら遊んだ後なので、きっとたくさん食べてぐっすり眠れるのだろうと想像できます。
ちなみに、このサービス(野外体験教育を行う保育グループ)も他の保育園と同じ保育料で受けられるそうです。(おおよそ270ユーロ)冬は雪がたくさん降るフィンランド、その時期はスキー板を家から持参して、森へと向かいます。このグループの訪問は、戸外でとても寒いので、十分な防寒着が必須です。
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2019年5月2日木曜日 昼食
午前中の森の保育園訪問を終えて、隣町からタンペレへ戻り、昼食。寒かったので、スープで温まりほっこり。^ ^
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