アメリカオペア体験レポート2013年7月

アメリカAu Pair体験談が届きました。
「Aupairの醍醐味~旅行~」  2013年7月
 
 




  Aupairとしての醍醐味、それは何と言っても「旅行」です!!ファミリーによっても違ってくるとは思いますが、ラッキーなことに私のファミリーは私同様旅行が大好きなので一緒に色んなところへ連れて行ってくれたり、私個人で行くことも快く受け入れてくれます。
そうでなくてもせっかくアメリカにいるのだから色んなところに行ってみたいと誰もが思うだろうし、それができるのがAupairの良いとこ
ろです。
 
 
 


 6月に入り子どもたちの夏休みが始まったと同時に我が家もバケーションに突入し、今夏はファミリーと一緒に日本へ行ってきました。
ホストパパを筆頭に日本が大好きな家族なので、私の2年目のビザ更新も兼ね日本旅行が決まったのです。子どもたちの関心はと言うと、うどん、そば、天ぷらにせんべいと日本のおいしい食べ物。今回の旅行では私の地元である関西を中心に周ることになり、うち半分を京都で過ごしました。京都には私自身数年住んでいたこともあり、日本情緒溢れる街を子どもたちに案内できることがとても嬉しかったです。
小さい子どもたちが無理なく周れるようにでも大人も楽しめるようにと色々と悩みながらも、いつもは連れて行ってもらうばかりなので今回は恩返しができる貴重な機会だとはりきって計画を練っていきました。
一年間共に生活してきてかいあってファミリーの好みも大体は分かっているつもりだったのでその感覚を基に、宿、寺、食事処、買い物など短い時間でいろんな日本の経験ができるようにと考えていきました。


子どもたちの反応はと言うと日本食を楽しんでいたのはもちろん、ウォシュレットトイレに感激したり、レジで「これください」と言って日本語にチャレンジしてみたり、またお寺では日本の修学旅行生らしき子どもたちから外国人インタビューを受けたりと思わぬ出来事に少々戸惑いながらも日本を楽しんでいました。私はこの旅で子どもたちに日本人の良いところを、実際に見て何か心で感じるものがあって欲しいなと思っていました。Aupairとしてこちらに来てアメリカ人家庭に入り感じたことの一つに、やっぱり日本人の繊細さは忘れたくないなと思ったことがあります。人に物を渡す動作一つとっても両手で丁寧に渡すことを自然と身につけてきた私にとって、ほいっと何でもぽいぽいと物を投げて渡すアメリカ人の動作は見ているだけでもあまり良い気がしません。異国に住むということはそんなさり気ないことにもストレスを感じてしまうということも伝えておきたいことの一つです。今ではそんなことにも少々慣れてしまった自分がいてそれにはっと気がついた時、気をつけないと、と心の中で思うのです。
 
 


 私の実家淡路島へも足を運んでもらいました。以前に母と姉がアメリカのお家にお世話になっていたこともあって、子どもたちは私の家族に会えることを楽しみにしてくれていました。もちろん私もこうやってファミリー同士が繋がっていられることがとても嬉しくて、大好きな日本とアメリカ両家族との時間を大切に過ごしました。去年ヨーロッパへ行った時と違って今回は私の生まれ故郷ということもあって、ファミリーと地元にいることに不思議な感覚を覚えながらも、自分の住んでいた町や文化を紹介できることがこんなにも楽しくてわくわくするものだと新たな体験に大満足な旅となりました。



日本から帰ってきてすぐ、予てからの希望であった南米ペルーへも行ってきました。ペルーへは日本からの直行便がないためここカリフォルニアにいる間に絶対に行っておきたいと思っていました。ちょうどファミリーがホストパパの実家へ行く時期に合わせて私は休みをもらって行かせてもらったので11日間という長期旅行が可能となりました。せっかく素晴らしいものを見に行くのに一人で行くのはなんだか寂しいし、誰かとその感動を共有したい、そう思ってインターネットを通じて一緒に行くパートナーを見つけるという初めての試みもしました。リマ、クスコ、マチュピチュ、プーノ、イキトスの5つの町を訪れ、一番の目的であったマチュピチュには大感動!!目の前に広がるインカ時代の遺跡に言葉を失い、長い間座り込んで特に何をするでもなくそこでの時間を堪能してきました。

 






また先日、私が来る以前に今のファミリーでAupairをしていた子がこちらに遊びに来ました。仕事のことについて話ができるのはやっぱり同じAupair。こうしたAupair同士のつながりも楽しいものです。その子とは来月にアメリカ国立公園の一つであるイエローストーンへの旅行を計画しています。